インボイスの重要性
海外転送ではお手紙の場合には不要ですが、お荷物の場合には中身が分かる明細(インボイス)が必須です。無事に通関させるためには、インボイスの書き方は非常に重要となります。
記載方法により通関できない、通関に時間がかかる、必要以上の関税が掛かる等の事も起こり得ます。逆に言いますと「税関職員が開封確認をしたほうが良いと思わないように適正に書く」という事をお守りいただければスムーズに通関できる可能性は高まります。弊社では送付いただいた転送フォーム内の「お荷物詳細情報」を基にインボイスを作成致しております。
「お荷物詳細情報」の記載は3通り
ご自身で記載(無料)
基本はご自身での記載となります。①番の注意点に沿って記載いただければ、問題は少ないです。
作成代行(有料)
②のケース(不安がある場合や商品を把握しきれていない)はご依頼ください。2品までは500円、30分まで750円、1時間まで1500円です。
Jマンスリーへ変更
毎月お手紙を自動発送するコースです。2品目までは弊社で代行いたします。(数は問いません。本5冊でも1品目です)
作成代行は最善の方法で発送いたしますが、通関・関税に関して保証するものではございません。弊社免責です。
①ご自身で記載される際の注意点
品名・品数は正確に |
英名は具体的に |
2個以上の品目は
平均単価で |
追記が必要 |
補償と関税のバランスを考えて |
荷物の大きさに比べ品物の種類や数が少ないと無記載の品目同梱の可能性を疑われます。実際に無記載商品が含まれていますと通関できない可能性も高いです。
具体性に欠ける分類名(例:食品、文房具、衣類、化粧品)は通関不可のリスクがあります。
同じ品目は平均単価を記載ください。100円、200円、900円の3冊の本の場合、合計1200円 単価400円となります。
アルコール含有、リチウム電池等は(Less than 24% alcohol)や(built-in battery)との補足の記載が必要です。(条件付き発送品)
金額は高くても安すぎても目立ちます。また、私物でも0円は不可となります。中古でも市場価格となる適正金額を記載ください。なお、インボイス価格が紛失・破損補償の上限となるということも踏まえお決めください。
②作成代行をお勧めするケース
記載漏れや通関できない可能性の高い商品名の記載がある場合は、その状態で海外発送することはございませんので再度記載し直していただきますのでお時間がかかってしまいます。お急ぎの場合、弊社での記載方法を確認したい、商品内容が不確かな場合は、弊社での作成代行(30分まで750円、1時間まで1500円です。)をご利用されるのもスムーズな発送には有効な方法です。
急ぎ、初めての海外転送
不安解消のために一度だけ弊社に依頼してみるというのも一つの方法です。
保管(購入)商品の中身を忘れてしまった
長期保管品や多数品目を転送される場合、中身を正確に把握できない場合もございます。追加撮影(500円~)で開封した商品を確認されて記載頂く事も可能ですが、作成依頼でも金額的には差が少ないですし便利です。
仕送り、贈り物で中身が分からない
ご自身で購入されたのではなく中身が把握できていない場合は、差出人様にご確認をお取り頂く事となります。ただし、仕送りの場合は品数が多く再確認頂いても全ての商品が一致することは非常に少ないです。最初から代行依頼をされたほうが手間がかかりませんのでお勧めです。
③Jマンスリーはお任せ自動発送コースです。
Jマンスリーは指定日に毎月お手紙を自動発送するコースです。お忙しいご本人様に代わり弊社でお手続きを代行いたします。2品以下のお荷物の場合も弊社にお任せで対応いたします。
「自動発送」最優先のコースですので確認連絡が必要なご要望、発送に時間がかかるご要望は適用外となり通常発送にコース変更となります。あくまで本・文房具・洋服などをお手紙転送に合わせてちょい足し出来るコースとお考え下さい。
<Jマンスリーのルール>
お手紙は全て転送、2品以内のお荷物、EMS発送、指定日発送
メーカー問い合わせが必要な品物は不可
ご要望例
有料破棄がしたい/2品以上の荷物を送りたい/インボイスの価格を希望したい
/船便発送/仕送り梱包/補強梱包
電子通関でインボイスチェックはさらに厳しく
2021年より電子通関が始まりました。インボイスを荷物より先に受け取り国に送り通関をスムーズにする目的とされていますが、今まで人の検査だけだったものが、コンピュターとの二重チエックなりますので曖昧な記載ははじかれる確率が高まります。
同時に国際マイページという送り状作成ソフトの利用も義務付けられ窓口で聞きながら手書きで出すことは出来なくなりました。
更に日本側で飛行機に搭載せずに差戻しでも全額返金無しとなり、記載不備は金銭的にも高いリスクとなります。
「インボイスは正確に記載しなさい。できない人の荷物は扱いません。」という日本郵政と税関からの強いメッセージです。インボイスの重要性をご理解いただけますと幸いです。
万が一の賠償は日本郵政の規定の範囲となります。
作成代行をご依頼いた場合、J楽々パックご利用の場合も含め、全てのケースで損害賠償は輸送会社の規定に基づきます。弊社でその範囲を超えて賠償することはございませんのでご承知おきくださいませ。特に返送費用はかなり厳しい規定となりましたのでの注意事項もご確認くださいませを